ブリオッシュ編みとは
ブリオッシュ編み(英語でbrioche knitting)は、柔らかく、ふっくらとした弾力のある編み地を作るテクニックで、特徴的な深いリブが特徴です。太いリブ編みのように見えますが、通常のリブ編みと違って両面が同じ — 両面とも裏地に表目の縦筋が際立ちます。
名前はフランスのパン「ブリオッシュ」から来ています — テクスチャがブリオッシュ生地のように柔らかく、ふんわりと「膨らんで」いるためです。ブリオッシュ編みは通常の編み物より多くの毛糸を消費します(約30-50%多く)が、結果は格別に柔らかく保温性に優れています。
基本原理
ブリオッシュ編みは2つの重要なテクニックに基づいています:
かけ目(yo) — 毛糸を針に巻き付けることで、ボリュームを加えます。
Brk(ブリオッシュ表編み) — 前段のかけ目と一緒に編む表目。両方が合わさって1つのボリューミーなステッチになります。
各段で交互に:brk(ブリオッシュ表編み)とsl1yo(目を滑らせる+かけ目)を編みます。ある段で滑らせた目は、次の段で編み — その逆も同様です。
基本ブリオッシュ(単色)— 手順
準備段
奇数の目を作り目します。編み方:*表目1、sl1yo(毛糸を前に、1目を裏目に滑らせ、かけ目)* — 繰り返し、表目1で終わります。
1段目(すべての奇数段)
*Sl1yo、brk(前段のかけ目と一緒に表編み)* — 繰り返し、sl1yoで終わります。
2段目(すべての偶数段)
*Brk、sl1yo* — 繰り返し、brkで終わります。
1段目と2段目を繰り返します。パターンは簡単 — 2つの要素(brkとsl1yo)を2段で交互に編むだけです。
2色ブリオッシュ
ブリオッシュは2色で編むと最も美しく映えます — 各色が片面でリブを形成します。原理:各段を2回編みます — 1回目は1色目、2回目は2色目で。輪針を使用します(往復編みでも)— 1色目の後、段の始まりに戻って2色目で編みます。
結果は圧巻です — 片面は色Aのリブが色Bの背景に、もう片面はその逆。作品を裏返すだけで全く違う色の効果が得られます。
ブリオッシュ編み地の特徴
| 特徴 | ブリオッシュ | 通常のリブ編み |
|---|---|---|
| ボリューム | とてもふっくら | 中程度のボリューム |
| 弾力性 | 極めて弾力的 | とても弾力的 |
| 毛糸消費量 | +30-50% | 通常 |
| 両面性 | 両面同一 | ほぼ同じ |
| 難易度 | 中級者向け | 初心者向け |
適した作品
マフラーとネックウォーマー — ブリオッシュのマフラーは柔らかく、暖かく、両面とも美しいです。2色バージョンは注目を集めます。
帽子 — ブリオッシュの弾力性は帽子に最適です。頂上の減らし目は特殊 — 専用のブリオッシュ減らし目があります。
セーター — 全体をブリオッシュで編むと暖かいですが重くなります(毛糸消費量のため)。平編みと組み合わせたブリオッシュパネルやヨークが人気です。
初心者向けのコツ
20-30目で単色ブリオッシュから始めましょう — 2色に進む前にbrkとsl1yoを練習します。コントラストのある色を使用 — 構造がよく見えます。やや緩めに編みます — ブリオッシュはふっくらと柔らかくあるべきで、きつくありません。そして段数を数えます — ブリオッシュでは迷いやすいです。