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インターシア編み — 大きな色面のカラーニット技法

インターシア編み — 大きな色面のカラーニット技法

インターシアとは

インターシア(英語:intarsia knitting)は、1段の中で大きな異色面を作ることができるカラーニット技法です。幾何学模様、絵柄、文字、風景などを編むことができます。未使用糸を裏面に渡すフェアアイル(ストランデッド)編みとは異なり、インターシアでは各色を別々の毛糸玉から編み、糸の色が変わる箇所でのみ糸を交差させます。

インターシア vs. フェアアイル — 使い分け

特徴 インターシア フェアアイル
色面の大きさ 大きい(10目以上) 小さい(1〜5目)
糸の処理 別々の毛糸玉 両糸を裏面に渡す  
厚み 一重 二重(2層)
編み方 往復編み 往復・輪編み両方
典型的な柄 絵柄、幾何学模様 繰り返し模様

インターシアの編み方 — 手順

準備

各色面ごとに別々の毛糸玉(または糸巻きのかせ)を用意します。1段に3色使う場合は、3つの毛糸玉が必要です。

糸の交差(ツイスティング)

色を変える箇所が重要なポイントです。ある色から別の色に変わる箇所では、糸を交差させる必要があります。そうしないと穴が開いてしまいます。

手順:古い色を左に置きます。新しい色を古い色の下から(下から上へ)取ります。これで糸が交差し、目が繋がります。常にこの方向で交差させます — 古い色を左、新しい色をその下から。

表目の段

A色で表編みし、色変わりの箇所まで編みます。A糸を左に置き、B糸をAの下から取ってB色で表編みを続けます。

裏目の段

同じ原理です — 裏編みし、色変わりの箇所で糸を交差させます。交差の方向は同じ:古い色を左、新しい色をその下から。

インターシア図表の読み方

インターシア模様はカラーチャート(図表)から読み取ります — 格子状で各マス=1目、マスの色=糸の色を表します。奇数段(表目)は右から左へ、偶数段(裏目)は左から右へ読みます。

きれいな境界線を作るコツ

必ず交差させる — 糸の交差を一度も省略してはいけません。一箇所でも交差を忘れると=編み地に穴が開きます。

境界を引き締める — 糸を交差させた後、新しい色の最初の目を軽く引き締めます。ゆるい境界は目立つ隙間を作ります。

糸巻きを使う — 大きな毛糸玉の代わりに小さなインターシア用糸巻き(ボビン)を使います。絡まりにくくなります。

糸端の始末 — インターシアでは多くの糸端ができます(色変わりのたびに)。こまめに始末し、常にその色の面内で — 色境界を越えて始末してはいけません。

適したプロジェクト

幾何学模様のクッション — 大きな色面はインターシアに最適です。三角形、四角形、ストライプなど。

絵柄入りセーター — トナカイや雪の結晶の「ダサクリセーター」は典型的なインターシア作品です。

編み絵 — 上級インターシアでは風景、肖像画、芸術的モチーフを編むことができます。