アイコードとは
アイコード(「idiot cord」の略称、エリザベス・ジマーマンによる命名)は編み管状のひも — 3~5目で棒針編みまたは輪針で編む細い筒状のコードです。縫い目もなく、裏表もない、滑らかで丸いひものように見えます。驚くほど汎用性が高く、数多くの用途で使用されています。
アイコードの編み方
手順1: 棒針(または短い輪針)に3~5目作り目します。
手順2: 全ての目を表編みします。作品は回転させません。
手順3: 目を針の反対側に移動させます(右から左へスライド)。糸は今「間違った」側 — 右端ではなく左端にあります。
手順4: 糸を作品の後ろ側に引っ張り、再び表編みします。糸を後ろに引くことで管状部分が閉じられます。
手順2~4を繰り返します。数段編むと管状のコードが自然に形成されます。
アイコードの使用場面
ループとひも — 帽子、バッグ、子供のセーターに。市販のひもの代わりに同じ糸でアイコードを編みます。
アイコード伏せ止め — 通常の伏せ止めの代わりにアイコードで仕上げます。装飾的な丸みのある縁ができます。帽子、ブランケット、クッションに人気です。
アイコード縁取り — 編み地の端に沿ってアイコードを付ける装飾的な仕上げ。目を拾って縁を編む代替方法です。
靴ひもとストラップ — 子供靴、フード、バッグ用。
装飾アプリケーション — イニシャル、渦巻き、装飾模様の形でアイコードを編み地表面に縫い付けます。
バリエーション
3目 — 最も細い丸いひも。靴ひもとループ用。
4目 — 中くらいの太さ、最も汎用性が高い。
5目 — 平たく幅広のひも。縁取りと帯状用。
中空アイコード(管状) — 6目以上。中身を詰められる中空の筒(補強用ワイヤー、装飾用詰め物など)。
コツ
各段の始めで糸を均等に引きます — 引きが緩すぎると管の片側に目立つ隙間(はしご状)ができます。棒針を使用します — 直針では目を反対側に移動できません。代替として、機械的にアイコードを作る専用器具(編み機/リリアン編み器)もあります。